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名古屋経由 ひつまぶし 余談 味噌カツ 余談A おちょぼ稲荷@ おちょぼ稲荷A
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ひつまぶし
さて、僕が名古屋によく来るようになったもうひとつの理由。
それは何を隠そう、ある女性の存在だ。
彼女は、昔からの友達なのだが、関西から嫁に行き、10年たったころ離婚した。
名古屋の北区に住むタケルのマンションから、現在彼女の住むところまで、車で約30分の近さだ。
僕とタケルがたまに会っていることを知って、久しぶりに自分も混ぜてほしいと懇願された。
仕事の忙しい彼女の休みに合わせて、僕も休みをとり、久しぶりに三人での再会。
二人の子持ちだというのに、昔とあまり雰囲気の変わらない彼女。
彼女の希望で向かったのは、『うな富士』。
名古屋名物だという、ひつまぶしを注文。
独特の食べ方があるというが、僕も彼女も初めてで、頼りなのはタケルだけだ。
一膳目は、そのままの味を楽しんだ。
見た目ほどタレがくどくはなく、うなぎにしっかり味がついていておいしい。
炭火焼のため脂が落ちて、皮がぱりっとしていて香ばしい。
二膳目は、薬味を加えて食べるという。
ネギ好きの僕には、たまらない。
三膳目はダシをかけてお茶漬けに。
これまでの二膳とは違い、あっさり食べられた。
四膳目はお好みでといわれ、僕はまた薬味をかけて食べた。
いろんな食べ方をするので、飽きも来ないし、なんとなく自分が食通になった気分になり、すっかり気をよくした僕たちはお店を後にした。
名古屋のひつまぶし、最高!!!

     
   
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